久々にフィルム現像

 久々にフィルム現像。

 今年の5月〜7月にかけて撮ったフィルムをまとめて現像した。
 このお盆休み中の間に、引き伸ばしできるタイミングがあればよいのだが......。



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Lietz Focomat 1C − 受け継ぐということ

 今、僕の仕事部屋兼週末暗室に、Leitz Focomat 1Cが鎮座している。Leitz Valoy IIを持っているので、追加でFocomat 1Cを購入する予定はなかった。では、なぜ今ここに......。
 今日は、このFocmat 1Cを受け継いだ方の意志に敬意を払いつつ、入手した経緯を少し詳しく書きます。

Focomat 1C


 こんないい加減なブログでも、これを見て頼ってきてくれた方がいた。
 数ヶ月前、このブログのある記事のコメント欄に連絡して頂いた。お父様が亡くなられ、現像に使う機材が残され、処分にお困りとのこと。

 最初、コメント欄に記されていたメルアドに、実際に伺って、残された機材を見せて欲しいとメッセージ送ったが送信エラー。......失礼ながら悪戯だったのかと思ってしまった。悪戯だと、わざわざ再びこのブログにきて、メッセージを送ってくれたブログ記事をまた見てくれることはないだとうとも思ったが、ダメモトで該ブログ記事のメッセージに返信するかたちで、送信エラーになったので別の連絡先をと、頼んでみた。
 そうしたら、しばらくして、返事がきた。代わりに教えてもらったメルアドはちゃんと送信が出来きた。メッセージを送ってくれた息子さんのお住まいは京都で、亡くなられたお父様が残された機材は大阪の実家だとのことで、お母様が絶賛処分中とのことだったで、日時を合わせてお伺いすることになった。
 
 機材引き取りのため、京都の自宅近くのレンタカー屋で車を借りて、実際に伺ってみると、お父様の写真趣味はもう趣味といえる領域を完全に超えておられた。全紙サイズなど、大きく引き伸ばすことに拘っておられたそうで、ヨドカメの梅田店では、全紙サイズの銀塩用印画紙を求めに来られていたのは、もうお父様だけだったとか。暗室もすごかった。ご自宅の一部を改装された暗室で、現像、停止、定着の各液を入れた大きなバットを並べておける横長のシンクも備えられていた。

 定年後に、ご自宅で写真屋さんをされようとしていたとのこと。写真仲間が集う場にされたかったご様子。しかし、実際に定年のころになったら、時代はフィルムからデジタルへ.......。それでも、銀塩に拘っておられたそうで、新聞社から依頼されて、昔の世相が写されたフィルムから、大きく引き伸ばして印画紙に焼く作業をされたこともあったそうだ。

 連絡して頂いた息子さんも、子供の頃はお父様の暗室作業を手伝っていたそうだ。お母様も息子さんも、あまりに写真熱一杯だったお父様がされていたことを、かなり迷惑であったようなことを表向き仰っておられたが、それが本心ではないことは、直ぐに分かった。話が進むにつれ、お二人の表情は和らぎ、お父様の写真にドップリつかっていたご様子を語るお二人は、かなり楽しげだった。
 本当に迷惑だったなら、全ての機材をガラクタ同然に大型ごみとして直ぐに処分されていただろう。お父様の思い出一杯の機材たちを、そんな簡単に処分出来る筈はない。

 機材の殆どは、すでに生前の写真クラブのお仲間などに引き取られていた。しかし、主な機材のうち、Focomat 1Cだけが残されていた。ハッセルブラッドなどのフィルムカメラは、フィルム現像してスキャンとかすればデジタル画像として残すのに使える。だが、引き伸ばし機は嵩張るし、いまどき自宅で引伸作業をしている人は限られる。更に、お父様が残されたFocomat 1Cは、僕がよく知っていたそれと比べると巨大で、イーゼルを置く白台版も中判、大判の引伸機用なのではと思えるほど大きいし、本体を支える支柱が120cmもある。大きなサイズへの引伸に拘っておられたので、このサイズを選ばれたのであろう。あとでカメラマガジン(エイ出版)のNO.15、125ページをみて分かったが、お父様のはFocomat1Cシリーズの最終型で、カラーフィルムの現像にも対応している機種であることが分かった。

 子供の時にお父様の現像作業を手伝っていた息子さんは、きっと最後に残されたFocomat 1Cがどれだけ貴重な引伸機であるのか、よく分かっておられたのであろう。聞きはしなかったが、この機材だけは、今からでもずっと昔ながらの現像方法、引き伸ばし方法で銀塩写真を楽しんでいる人に受け継いでもらいたいという思いがあって、引き取り手が現れないなか、Web上で、現像作業をやっている記事が載っている僕のブログを発見して、連絡されてきたのだろう。本当に有難いことです。

 Focomat 1Cと一緒に暗室で使うフィルムクリップや、セーフライトと、展示会のために沢山ストックされておられたフォトフレームの中から数点お預かりしてきた。大切に使わせて頂く。お線香を上げさせて頂き、車に機材を載せて帰ってきた。

 が....、Focomat 1Cやその他の機材をお預かりして数ヶ月が経ってしまった。すぐに使ってみたかったが、仕事が非常に忙しくなってしまい、週末もバタバタで時間とれず、ようやく一昨日と昨日、まとまった時間を作って、久しぶりに引き伸ばし作業を行った。引き伸ばしたフィルムは、ご近所のカフェのオーナーさんが、家内が注文したメニューをメモしているところを撮らせてもらった写真で、引き伸ばして写真を持っていくと約束していたもの。ヘタッピな僕ですが、結構イメージ通りに、オーナーさんのにこやかな表情を、柔らかいイメージに仕上げることが出来た。


ご近所のカフェで撮らせてもらった写真の現像風景



 Valoy IIも、もちろん今後も使い続けるのであるが、Focomat 1Cはオートフォーカス機能があるので一度ピントを合わせたたら、後は楽。同じサイズの印画紙で焼くサイズを微調整する時や、六つ切りで試し焼きして、四つ切や大四つ切に、あるいは更に大きなサイズにって時に便利だと思う。

 僕は、今後もフィルムと現像用の各薬剤やその他消耗品がなくならない限り、ずっとフィルムでの撮影と自宅での現像作業を趣味として続けていくと思う。今回頂いたFocomat 1Cは、ご好意で無償で頂いた。急死されたお父様の熱い写真への思いが詰まったこの引伸機は、頂いたというよりも、お預かりしたという気持ち。出来れば僕の後の世代の誰かに、また引き継いで欲しいとも思う。
 定年まではあと9年。その後も、体力が続く限り銀塩写真を楽しんでいきたいと思っている。でも、僕もいつの日か、今回お預かりしたFocomat 1Cや、これまでコツコツを集めてきた暗室機材やらフィルムカメラなんかを、引き継いでくれる人やカメラ店を探す時がくるのであろう。その時になっても、依然として銀塩写真を楽しんでいる方は、いるだろうか..........?

 まだまだ先のお話だと思っていたが、自分もそういうことを考える年齢にもうなってきたのだ。







京町家暗室 いよいよ本格始動!

 2009年のはじめに、とりあえずお風呂場暗室を始めたいと思い始めたころ、理想的にはこういう暗室が組めたらいいのに.......と、思っていたその理想系にほぼ近い形の暗室が出来ました。

 35mmフィルムとブローニーフィルムの自家現像からプリントまで自分がやりたい時に自宅でやれたらいいなぁと思い、8年前からコツコツと集めてきた集大成がこちら↓

Tools-for-darkroom(538x700).jpg


 4月に購入したばかりのハッセルブラッドの本体とレンズそれぞれに問題があることが分かり、ハッセルブラッド修理技術認定を受けておられるプロの方に修理をお願いしておりました。それが昨日帰ったきたので、来週末から35mmも120mmも、撮影からプリントまで完全なるウェットプロセスを楽しめるようになる。プリントは、すべてバライタ紙のみを使うつもり(RCしか発売されなくなったら、RCを使うしかないですが.....)。

 どんどんデジタル化が進む世の中には完全に逆行しておりますが、フィルムが手に入り続ける限り、僕は一生銀塩写真を楽しんでいきます(もう楽しすぎて止められない)。


 結構苦労したのが、遮光。普段はホームオフィスとして使っている部屋を、週末だけ暗室として使用。特に↑写真にある表側の障子の遮光は苦労した。カミさんが遮光布を縫ってくれてそれに僕がハトメを打って巨大な暗室カーテンを手作り。それでも表側の障子は明るすぎて遮光しきれずなんとか手軽に遮光できないかと色々思案して意外と低コストで簡単に設置と取り外しが出来る方法を見つけた(その方法はまた別の記事でレポートします)



Darkcartain(466x700).jpg











自家現像再開

 京都に引っ越して、今日始めてフィルムの自家現像を行った。一番最後に自家現像したのは、まだ引越前で、千葉にいた頃の2015年の正月だったから、約2年ぶりの再開。

フィルム自家現像再開


 引伸作業も、来月には復活させたい。






顔料プリンター復活

 
 昨年引越して、週末DIYに時間を費やすことが多く、しばらくプリンターでプリントして写真を楽しむという趣味のための時間が全然とれないという状態が続いていた。

 久しぶりに電源を入れて、使ってみようとしたら、パソコン画面にすぐに修理に出すようにという指示が出た。ヨドカメの延長保証がまだ効いていたので、修理費用は全額保証の範囲内で賄えたが、プリンター本体の価格の6割くらいの修理費用だった。.....タッ...タッ高い!!

 要するに、最低一ヶ月に一回はインクを使うという状態になっていなかったので、インクを噴射するノズルが完全に詰まってしまって、ノズルのユニットごと交換するということに。

 試しに数枚プリントしてみて、問題がないことを確認できた。

顔料プリンター





 GT−X980も手に入ったし、この週末から

 *フィルムカメラで撮影
 *フィルムの自家現像
 *フィルムスキャン
 *顔料プリンターでプリント

というプロセスを再開するための本格的準備に入れる。

 まずこの週末は、先週届いたGT−X980の調整から開始。







JUGEMテーマ:銀塩モノクロ




自家現像再開準備(1) − EPSON GT-X980

 茶の間と客間の畳ー>フローリング化が完了して、いよいよ好きなカメラと写真に注ぎ込む時間が増えてきた。特に、手間隙掛かる自家現像は、千葉から京都への引越のあと、今まで何もやれていない。まだ2階の部屋で使うカート類とかDIYで作らねばいかんものが残っているが、自家現像の準備も少しずつ再開しつつある。

 まずは、フィルムスキャナーを新しくした。以前のスキャナーは、このブログに掲載してきたフィルム画像の多くをずっととってきて、愛着もあったが、さすがに非常に古くなり、15年近く使い続けて痛みも激しく、昨年の引越時に処分。

 それで、ずっと欲しかったEPSON GT−X980をついにに購入。大変お高いスキャナーだが、これから一生使い続けることを考えれば安い??

EPSON GT-X980



 相変わらず出張が多いので、限られた週末の時間にValoy IIを使った引き伸ばし作業は、そういつも出来るもんではない。

 そこで、GT−X980でフィルムをスキャンして、顔料インクプリンターでプリントを楽しめるようにしたいと、ずっと考えていた。

あとは、これまでに撮りためたフィルムのうち、どうしてもフィルムのまま残しておきたい写真以外はスキャナーで画像ファイル化して、これから撮影するフィルムの収納スペースを確保したい。GT−X980なら、36枚撮りフィルムを一度にスキャン出来るので効率良く作業出来ると思う。


 来週から早速使ってみようと思う。









とりあえず、Valoy II を出してみた。

 昨年の6月に千葉から京都に引っ越して、多忙な仕事が主な原因なのであるが、家具作りがあまり進んでいない。家内のために今作っている横置きの棚が出来たら、僕個人の写真用プリンター、スキャナーそれと会社支給のレーザープリンターを置くラックは、IKEAとかで買おうかと考え始めている。何せ、はやく現像作業を再開するため、暗室作りを始めたいのだ。

 とりあえず、引っ越した後、ダンボールに入れたままだったValoy II を出して組み立てた。出してみると、早く暗室作業を再開したい気持ちが増してきて、先にやらねばいけない家具作りを頑張ろうという気持ちがより一層強くなってくる。

Valoy II


 ........さぁて頑張るぞぉと言いつつ、明日は朝早めに東寺の弘法市にいくつもり(笑)。まぁ、あせらず自分のペースで作っていきます。




 ところで、昨日ヨドカメの京都駅前店に行って、嬉しくなった。デジタルカメラ全盛のこの時代に、モノクロ・フィルムを新発売してくれたメーカーさんが出てきたことを知った。

 ORIENTALのニューシーガル100と400

 昨日購入したアサヒカメラでもこの2つのフィルムの記事出ていた(でも随分小さな記事)。

 もう、発売してくれただけでアッパレと言いたくなる。京都に引っ越してからまだ一度もフィルムでは撮影していない。暗室再開したら、イルフォード・デルタ400プロなどと合わせて、オリエンタルのこの新しいフィルムも是非使ってみたい。(長巻あるのかな?)

 


 





ついに購入 アーカイバル プリント ウォッシャー

 バライタ紙の水洗用にずっと欲しいと思っていた専用のプリントウォッシャーをついに購入した。

 2009年から、銀塩写真の自家現像のために、フィルム現像作業から印画紙(バライタ紙)に焼くための暗室用具まで、少しずつ買い揃えてきた。

 バライタ紙でのプリントにハマッてしまった僕にとって、最後に、どうしても手に入れたいと思っていたのは、

 * アーカイバル プリント ウォッシャー
 * ドライマウントプレス

であったが、ドライマウントプレスについては、’14年4月27日の記事でご報告したように、ズボンプレッサーで代用する方法を確立した。

 最後に残った大きな買い物が、アーカイバル プリント ウォッシャー だった。僕は数年前に、とあるプロの写真家の方の暗室ワークショップに参加したことがあって、その時、特製のプリント ウォッシャー を使わせてもらった。兎に角、効率が良い。一度に沢山の印画紙を同時に水洗出来る。京都に引っ越す前の千葉の自宅暗室では、一枚一枚、時間をかけて水洗していた。

 アーカイバル プリント ウォッシャーは、かなり高価だ。趣味レベルでは、そんなに大きな投資は出来ない。ヤフーオークションでずっとウォッチングしていて、ついに価格が手頃で、状態が良い出品を発見。落札して、自宅に届いた商品をみて、かなり満足。

Print Washer 001


 外枠は、かなり分厚い透明樹脂。アクリル樹脂だろうか。これだけ頑丈なつくりだと長く使っても安心。以下の写真は、中身が空っぽだが、写真の後方に写っている重ねておいてある透明の仕切り板をセットする。

Print Washer 002


 ’15年の夏に京都に引っ越して、週末は家具作りに費やす時間が多い。来年の3月くらいまでは、家具作りが続く。それが終わったら、仕事部屋を週末だけ暗室として使うために、色々工夫して手を入れようと思っている。実際に暗室でプリント作業が出来るようになるのは、来年の秋かなぁ......。

 暗室は2階の部屋を使うつもり。アーカイバル プリント ウォッシャーには水の供給が必要だが、幸いにして、我が家は昔ながらの吹き抜けがある京町家。暗室作業をやる時だけ、散水用のチューブを吹き抜けの2階から1階に2本垂らして、一階の風呂場の蛇口につないで、水を給排水しようと思っている。うまくいかない場合は、暗室作業をやる時だけ、お風呂場にアーカイバル プリント ウォッシャーを置こうと思うが、なにせプリント ウォッシャーは重い。今回購入した商品は、35kgもある。だから、暗室作業の度に移動するのは結構大変。出来れば2階に常設したい。


 最終的にどうなるか分からないが、まぁ兎に角、週末の家具作りへの気合の入り方も、これで変わってくる。早く、暗室作りを始めたいから。


以前の暗室関連記事
 自家現像宣言(暗室作ります!)



京都の家に暗室を

 今年の10月から京都で家探しを始めて早くも3ヶ月近く経った。週末、京都の物件を巡り、そのまま関西で出張になって、千葉の自宅になかなか帰れない状態が続いていたが、この週末は戻ってきた。 
(でも、また今日から関西に向かう)

 この1週間で、購入したい物件には大きな進展があった。購入後の住宅ローンの返済計画を、京都の不動産屋さんと、かなり細かく話し合うところまできた。銀行の事前審査をお願いする書類も作った。

 まだ、今住んでいる自宅の売却は決まっていないが、京都で購入したい家は、候補が絞り込まれつつある。何れに決まっても、やっぱり暗室は欲しい。せっかく、Valoy IIやその他の現像機材を揃えたし、ヤフオクで大四つ切まで対応できるNOVAも手に入ったので、京都の狭い家でも、限られたスペースでなんとか暗室は組めると考えている。

Kyoto Station



 今一番購入したいと思っている物件は、2月末には決断しないと、他の人の手に渡ってしまうかも。その場合はまた振り出しで、他の物件を検討せざるを得ない。この1,2ヶ月で最初の山場を迎える。


 いやぁ〜、分かってはいたことだが、今の家を売って、移り住む先で家を新たに買うというプロセスは、かなりエネルギーがいる。

 でも、新しい家のことや暗室の計画を考えるのは、楽しいことでもある。あせらずジックリ検討していきたい。



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ILFORD Delta 400 Professionalの長巻

 今月の、台湾旅行に備えて、ヨドカメで購入したILFORD Delta 400 Professional の長巻(100フィート)を、フィルムローダーで巻取り、パトローネを作成。

ILFORDDelta400Pro



 使う人が減っていることと、円安の影響もあるのか、海外製のフィルムはドンドン値段が上がっていく。100フィートで、36枚撮りのパトローネが20個できる。自分で巻き取れば、一本当りのこのフィルムの値段は、500円を切る。36枚撮りのDelta 400 Proをバラで購入するのと比べると100円以上のコストメリットが出る。

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