京都の初夏に

 一昨日フィルム現像した中の一枚をスキャン。...... Leitz ValoyIIでプリントしたい。

京都 寂光院
Camera: Leica M3
Lens: Cosina Voigtländer NOKTON 35mm f/1.2
Film: Bergger Pancro400
Self-development with Kodak D76


5月に撮った写真。結構暑い日だった。







久々にフィルム現像

 久々にフィルム現像。

 今年の5月〜7月にかけて撮ったフィルムをまとめて現像した。
 このお盆休み中の間に、引き伸ばしできるタイミングがあればよいのだが......。



17K14-Film-dev(467x700).jpg










Lietz Focomat 1C − 受け継ぐということ

 今、僕の仕事部屋兼週末暗室に、Leitz Focomat 1Cが鎮座している。Leitz Valoy IIを持っているので、追加でFocomat 1Cを購入する予定はなかった。では、なぜ今ここに......。
 今日は、このFocmat 1Cを受け継いだ方の意志に敬意を払いつつ、入手した経緯を少し詳しく書きます。

Focomat 1C


 こんないい加減なブログでも、これを見て頼ってきてくれた方がいた。
 数ヶ月前、このブログのある記事のコメント欄に連絡して頂いた。お父様が亡くなられ、現像に使う機材が残され、処分にお困りとのこと。

 最初、コメント欄に記されていたメルアドに、実際に伺って、残された機材を見せて欲しいとメッセージ送ったが送信エラー。......失礼ながら悪戯だったのかと思ってしまった。悪戯だと、わざわざ再びこのブログにきて、メッセージを送ってくれたブログ記事をまた見てくれることはないだとうとも思ったが、ダメモトで該ブログ記事のメッセージに返信するかたちで、送信エラーになったので別の連絡先をと、頼んでみた。
 そうしたら、しばらくして、返事がきた。代わりに教えてもらったメルアドはちゃんと送信が出来きた。メッセージを送ってくれた息子さんのお住まいは京都で、亡くなられたお父様が残された機材は大阪の実家だとのことで、お母様が絶賛処分中とのことだったで、日時を合わせてお伺いすることになった。
 
 機材引き取りのため、京都の自宅近くのレンタカー屋で車を借りて、実際に伺ってみると、お父様の写真趣味はもう趣味といえる領域を完全に超えておられた。全紙サイズなど、大きく引き伸ばすことに拘っておられたそうで、ヨドカメの梅田店では、全紙サイズの銀塩用印画紙を求めに来られていたのは、もうお父様だけだったとか。暗室もすごかった。ご自宅の一部を改装された暗室で、現像、停止、定着の各液を入れた大きなバットを並べておける横長のシンクも備えられていた。

 定年後に、ご自宅で写真屋さんをされようとしていたとのこと。写真仲間が集う場にされたかったご様子。しかし、実際に定年のころになったら、時代はフィルムからデジタルへ.......。それでも、銀塩に拘っておられたそうで、新聞社から依頼されて、昔の世相が写されたフィルムから、大きく引き伸ばして印画紙に焼く作業をされたこともあったそうだ。

 連絡して頂いた息子さんも、子供の頃はお父様の暗室作業を手伝っていたそうだ。お母様も息子さんも、あまりに写真熱一杯だったお父様がされていたことを、かなり迷惑であったようなことを表向き仰っておられたが、それが本心ではないことは、直ぐに分かった。話が進むにつれ、お二人の表情は和らぎ、お父様の写真にドップリつかっていたご様子を語るお二人は、かなり楽しげだった。
 本当に迷惑だったなら、全ての機材をガラクタ同然に大型ごみとして直ぐに処分されていただろう。お父様の思い出一杯の機材たちを、そんな簡単に処分出来る筈はない。

 機材の殆どは、すでに生前の写真クラブのお仲間などに引き取られていた。しかし、主な機材のうち、Focomat 1Cだけが残されていた。ハッセルブラッドなどのフィルムカメラは、フィルム現像してスキャンとかすればデジタル画像として残すのに使える。だが、引き伸ばし機は嵩張るし、いまどき自宅で引伸作業をしている人は限られる。更に、お父様が残されたFocomat 1Cは、僕がよく知っていたそれと比べると巨大で、イーゼルを置く白台版も中判、大判の引伸機用なのではと思えるほど大きいし、本体を支える支柱が120cmもある。大きなサイズへの引伸に拘っておられたので、このサイズを選ばれたのであろう。あとでカメラマガジン(エイ出版)のNO.15、125ページをみて分かったが、お父様のはFocomat1Cシリーズの最終型で、カラーフィルムの現像にも対応している機種であることが分かった。

 子供の時にお父様の現像作業を手伝っていた息子さんは、きっと最後に残されたFocomat 1Cがどれだけ貴重な引伸機であるのか、よく分かっておられたのであろう。聞きはしなかったが、この機材だけは、今からでもずっと昔ながらの現像方法、引き伸ばし方法で銀塩写真を楽しんでいる人に受け継いでもらいたいという思いがあって、引き取り手が現れないなか、Web上で、現像作業をやっている記事が載っている僕のブログを発見して、連絡されてきたのだろう。本当に有難いことです。

 Focomat 1Cと一緒に暗室で使うフィルムクリップや、セーフライトと、展示会のために沢山ストックされておられたフォトフレームの中から数点お預かりしてきた。大切に使わせて頂く。お線香を上げさせて頂き、車に機材を載せて帰ってきた。

 が....、Focomat 1Cやその他の機材をお預かりして数ヶ月が経ってしまった。すぐに使ってみたかったが、仕事が非常に忙しくなってしまい、週末もバタバタで時間とれず、ようやく一昨日と昨日、まとまった時間を作って、久しぶりに引き伸ばし作業を行った。引き伸ばしたフィルムは、ご近所のカフェのオーナーさんが、家内が注文したメニューをメモしているところを撮らせてもらった写真で、引き伸ばして写真を持っていくと約束していたもの。ヘタッピな僕ですが、結構イメージ通りに、オーナーさんのにこやかな表情を、柔らかいイメージに仕上げることが出来た。


ご近所のカフェで撮らせてもらった写真の現像風景



 Valoy IIも、もちろん今後も使い続けるのであるが、Focomat 1Cはオートフォーカス機能があるので一度ピントを合わせたたら、後は楽。同じサイズの印画紙で焼くサイズを微調整する時や、六つ切りで試し焼きして、四つ切や大四つ切に、あるいは更に大きなサイズにって時に便利だと思う。

 僕は、今後もフィルムと現像用の各薬剤やその他消耗品がなくならない限り、ずっとフィルムでの撮影と自宅での現像作業を趣味として続けていくと思う。今回頂いたFocomat 1Cは、ご好意で無償で頂いた。急死されたお父様の熱い写真への思いが詰まったこの引伸機は、頂いたというよりも、お預かりしたという気持ち。出来れば僕の後の世代の誰かに、また引き継いで欲しいとも思う。
 定年まではあと9年。その後も、体力が続く限り銀塩写真を楽しんでいきたいと思っている。でも、僕もいつの日か、今回お預かりしたFocomat 1Cや、これまでコツコツを集めてきた暗室機材やらフィルムカメラなんかを、引き継いでくれる人やカメラ店を探す時がくるのであろう。その時になっても、依然として銀塩写真を楽しんでいる方は、いるだろうか..........?

 まだまだ先のお話だと思っていたが、自分もそういうことを考える年齢にもうなってきたのだ。







長刀鉾の粽

 昨日まで、玄関に飾っていた大船鉾の粽を八坂神社にお返しした。

粽2



粽3


 その後、すぐ四条烏丸まで歩いて行って、長刀鉾の粽を購入。一昨日の夜、買いに行ったが既に売り切れ。昨日の朝、午前9時半に買いに行ったが、すでに行列。ようやく手に入れた。


長刀鉾の粽









JUGEMテーマ:京都




Hasselblad 503 CX 、Planar C80mm 修理完了

 東京のカメラ店で購入したハッセルブラッド503CXで不具合が発生して、修理から帰ってきた。結局、問題の原因はなんと初期不良。初期不良であれば、僕が中古で購入する前に使っていた前のオーナーさんでも、同じようにトラブルが出ていた筈。それが今になって、問題が発覚した理由は、なんかいかにもハッセルブラッドらしいという感じ。

 今回の問題は、Planar C80mmなど古いレンズをつけた場合や、チューブをつけてシャッターを切った場合に発生しやすい問題だそう。僕が買った製品は、1988年製造。前のオーナーさんは、プラナーCF、プラナーCFEなど比較的新しいレンズを使っていたので、シャッターが切れないという問題は発生しなかったのではないかとのこと。
 
 問題の原因は、レンズと503CXの連動機構のフロントキーの不具合とのこと(素人には詳細不明.....)。今回の修理を行ってくれたハツミ・カメラ・サービスさんは、日本で数少ないハッセルブラッド修理のマイスター。503CXは古い機種なので、当然新品の交換部品はなく、今回問題が出た部品と同じもので、ハツミさんがストックされておられる状態のよい中古部品から選んで交換してくれたそうだ。

ハツミカメラサービス


 一方、ハッセルブラッド503CXを購入したのと同時期に、大阪のお店で手に入れたプラナーC80mmは、購入店の修理契約先がハツミさんのようにハッセルブラッド社から修理認定の資格をもっておられないといことで、ハツミさん同様に修理認定の資格をもっていらっしゃるオカモトカメラサービスさんに点検をお願いした。その結果、スローガバナーという部品の不具合のためシャッタースピードが正確でないことが判明。レンズのクリーニングと合わせて岡本さんに修理をお願いしていたが、こちらも健全な状態になって帰ってきてくれた。

オカモトカメラサービス



 修理に出した前後には、岡本さんと直接電話で話をさせてもらったり、メールで修理内容の説明を、追加して懇切丁寧に私のような素人にして下さった。修理が終って送り返してもらった時には、ビッシリ書き込まれた修理内容の明細と、ハッセルブラッドのステッカーやカタログが同梱。有難いッス。


 修理明細には

  *ドライブスプリング
  *シンクロコンタクトレバー
  *スプリング0062
  *ピニオンギヤ0064140
  *シャッター羽根0034X1

を交換したとあった。スローガバナーは、今回は修理対応で機能回復可能ということで、修理に留められていた。もしスローガバナーが完全に壊れてしまった場合は、再度岡本さんに部品交換・修理を改めてお願いしたいと思う。


 今までは、35mmフィルムで撮影と現像を楽しんできましたが、これからは6X6でも大いに楽しみたいと思います。











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