自家現像再開準備(1) − EPSON GT-X980

 茶の間と客間の畳ー>フローリング化が完了して、いよいよ好きなカメラと写真に注ぎ込む時間が増えてきた。特に、手間隙掛かる自家現像は、千葉から京都への引越のあと、今まで何もやれていない。まだ2階の部屋で使うカート類とかDIYで作らねばいかんものが残っているが、自家現像の準備も少しずつ再開しつつある。

 まずは、フィルムスキャナーを新しくした。以前のスキャナーは、このブログに掲載してきたフィルム画像の多くをずっととってきて、愛着もあったが、さすがに非常に古くなり、15年近く使い続けて痛みも激しく、昨年の引越時に処分。

 それで、ずっと欲しかったEPSON GT−X980をついにに購入。大変お高いスキャナーだが、これから一生使い続けることを考えれば安い??

EPSON GT-X980



 相変わらず出張が多いので、限られた週末の時間にValoy IIを使った引き伸ばし作業は、そういつも出来るもんではない。

 そこで、GT−X980でフィルムをスキャンして、顔料インクプリンターでプリントを楽しめるようにしたいと、ずっと考えていた。

あとは、これまでに撮りためたフィルムのうち、どうしてもフィルムのまま残しておきたい写真以外はスキャナーで画像ファイル化して、これから撮影するフィルムの収納スペースを確保したい。GT−X980なら、36枚撮りフィルムを一度にスキャン出来るので効率良く作業出来ると思う。


 来週から早速使ってみようと思う。









とりあえず、Valoy II を出してみた。

 昨年の6月に千葉から京都に引っ越して、多忙な仕事が主な原因なのであるが、家具作りがあまり進んでいない。家内のために今作っている横置きの棚が出来たら、僕個人の写真用プリンター、スキャナーそれと会社支給のレーザープリンターを置くラックは、IKEAとかで買おうかと考え始めている。何せ、はやく現像作業を再開するため、暗室作りを始めたいのだ。

 とりあえず、引っ越した後、ダンボールに入れたままだったValoy II を出して組み立てた。出してみると、早く暗室作業を再開したい気持ちが増してきて、先にやらねばいけない家具作りを頑張ろうという気持ちがより一層強くなってくる。

Valoy II


 ........さぁて頑張るぞぉと言いつつ、明日は朝早めに東寺の弘法市にいくつもり(笑)。まぁ、あせらず自分のペースで作っていきます。




 ところで、昨日ヨドカメの京都駅前店に行って、嬉しくなった。デジタルカメラ全盛のこの時代に、モノクロ・フィルムを新発売してくれたメーカーさんが出てきたことを知った。

 ORIENTALのニューシーガル100と400

 昨日購入したアサヒカメラでもこの2つのフィルムの記事出ていた(でも随分小さな記事)。

 もう、発売してくれただけでアッパレと言いたくなる。京都に引っ越してからまだ一度もフィルムでは撮影していない。暗室再開したら、イルフォード・デルタ400プロなどと合わせて、オリエンタルのこの新しいフィルムも是非使ってみたい。(長巻あるのかな?)

 


 





ついに購入 アーカイバル プリント ウォッシャー

 バライタ紙の水洗用にずっと欲しいと思っていた専用のプリントウォッシャーをついに購入した。

 2009年から、銀塩写真の自家現像のために、フィルム現像作業から印画紙(バライタ紙)に焼くための暗室用具まで、少しずつ買い揃えてきた。

 バライタ紙でのプリントにハマッてしまった僕にとって、最後に、どうしても手に入れたいと思っていたのは、

 * アーカイバル プリント ウォッシャー
 * ドライマウントプレス

であったが、ドライマウントプレスについては、’14年4月27日の記事でご報告したように、ズボンプレッサーで代用する方法を確立した。

 最後に残った大きな買い物が、アーカイバル プリント ウォッシャー だった。僕は数年前に、とあるプロの写真家の方の暗室ワークショップに参加したことがあって、その時、特製のプリント ウォッシャー を使わせてもらった。兎に角、効率が良い。一度に沢山の印画紙を同時に水洗出来る。京都に引っ越す前の千葉の自宅暗室では、一枚一枚、時間をかけて水洗していた。

 アーカイバル プリント ウォッシャーは、かなり高価だ。趣味レベルでは、そんなに大きな投資は出来ない。ヤフーオークションでずっとウォッチングしていて、ついに価格が手頃で、状態が良い出品を発見。落札して、自宅に届いた商品をみて、かなり満足。

Print Washer 001


 外枠は、かなり分厚い透明樹脂。アクリル樹脂だろうか。これだけ頑丈なつくりだと長く使っても安心。以下の写真は、中身が空っぽだが、写真の後方に写っている重ねておいてある透明の仕切り板をセットする。

Print Washer 002


 ’15年の夏に京都に引っ越して、週末は家具作りに費やす時間が多い。来年の3月くらいまでは、家具作りが続く。それが終わったら、仕事部屋を週末だけ暗室として使うために、色々工夫して手を入れようと思っている。実際に暗室でプリント作業が出来るようになるのは、来年の秋かなぁ......。

 暗室は2階の部屋を使うつもり。アーカイバル プリント ウォッシャーには水の供給が必要だが、幸いにして、我が家は昔ながらの吹き抜けがある京町家。暗室作業をやる時だけ、散水用のチューブを吹き抜けの2階から1階に2本垂らして、一階の風呂場の蛇口につないで、水を給排水しようと思っている。うまくいかない場合は、暗室作業をやる時だけ、お風呂場にアーカイバル プリント ウォッシャーを置こうと思うが、なにせプリント ウォッシャーは重い。今回購入した商品は、35kgもある。だから、暗室作業の度に移動するのは結構大変。出来れば2階に常設したい。


 最終的にどうなるか分からないが、まぁ兎に角、週末の家具作りへの気合の入り方も、これで変わってくる。早く、暗室作りを始めたいから。


以前の暗室関連記事
 自家現像宣言(暗室作ります!)



京都の家に暗室を

 今年の10月から京都で家探しを始めて早くも3ヶ月近く経った。週末、京都の物件を巡り、そのまま関西で出張になって、千葉の自宅になかなか帰れない状態が続いていたが、この週末は戻ってきた。 
(でも、また今日から関西に向かう)

 この1週間で、購入したい物件には大きな進展があった。購入後の住宅ローンの返済計画を、京都の不動産屋さんと、かなり細かく話し合うところまできた。銀行の事前審査をお願いする書類も作った。

 まだ、今住んでいる自宅の売却は決まっていないが、京都で購入したい家は、候補が絞り込まれつつある。何れに決まっても、やっぱり暗室は欲しい。せっかく、Valoy IIやその他の現像機材を揃えたし、ヤフオクで大四つ切まで対応できるNOVAも手に入ったので、京都の狭い家でも、限られたスペースでなんとか暗室は組めると考えている。

Kyoto Station



 今一番購入したいと思っている物件は、2月末には決断しないと、他の人の手に渡ってしまうかも。その場合はまた振り出しで、他の物件を検討せざるを得ない。この1,2ヶ月で最初の山場を迎える。


 いやぁ〜、分かってはいたことだが、今の家を売って、移り住む先で家を新たに買うというプロセスは、かなりエネルギーがいる。

 でも、新しい家のことや暗室の計画を考えるのは、楽しいことでもある。あせらずジックリ検討していきたい。



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ILFORD Delta 400 Professionalの長巻

 今月の、台湾旅行に備えて、ヨドカメで購入したILFORD Delta 400 Professional の長巻(100フィート)を、フィルムローダーで巻取り、パトローネを作成。

ILFORDDelta400Pro



 使う人が減っていることと、円安の影響もあるのか、海外製のフィルムはドンドン値段が上がっていく。100フィートで、36枚撮りのパトローネが20個できる。自分で巻き取れば、一本当りのこのフィルムの値段は、500円を切る。36枚撮りのDelta 400 Proをバラで購入するのと比べると100円以上のコストメリットが出る。

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はじめてバライタ紙でプリントした時の写真

引越しの準備のため、写真整理もしなければと思って、以前焼いたプリントを確認。

初めて、バライタ紙で自分でプリントした時の一枚を久しぶりに見た。



Camera: Ricoh GR1V
Film: Kodak Tri-X400
Developer for film: Kodak D76
Enlarger: Fuji B690
Lens for enlarger: Fujinon EX 50mm f2.8
Multi grade filter: Fuji VG Filter N P set
Printing Paper: ILFORD MG4FB1K
Developer for print: Chugai My Paper Developer
Scanner: Canon MG6330




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長巻フィルム、再び購入

長尺フィルムを再び購入しました。2009年から色々なモノクロフィルムを試してきましたが、Delta400Pro.が僕にとっての一番のお気に入りかもしれないです。





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フラットニング前の準備

 一昨日の続きです。
 
 印画紙(バライタ紙)のフラットニングをする前の準備作業についてです。引き伸ばし作業が終わって、水洗・乾燥したバライタ紙は、カーリングしていたり、ずっと放っておいてパリパリに乾いていることも多い筈。

 僕の場合、フラットニングにはズボンプレッサーを使っているのだが、作業に入る前の印画紙が、適度な湿り気を持っている方が、フラットニングが非常にうまくいく。

 一度パリパリに乾いたバライタ紙に対して、その適度な湿り気をどうやって持たせるか....色々試行錯誤した結果、案外簡単な方法で、うまくいくことが分かった。

 やり方は簡単。以下の写真の通り、浴槽にダイソーで買ってきたネットをセットして、浴槽に少しだけぬるま湯を入れるだけ。うちの浴槽の場合、下部に段差があるので、その段差を利用してネットをおける。枚数が多くて一度に乾き過ぎたバライタ紙をセットしたい場合は、突っ張り棒を2本、写真のようにセットしてネットをのせるだけ。あとは、ネットの上に必要な枚数だけ乾いた印画紙をのせるだけ。

浴槽


 そんで、浴槽の蓋をして、時々確認しながら湿気を適度に吸わせる。どのくらい湿気を吸わせるかは、フラットニングのやり方にもよるでしょう。僕の場合、数回湿気を少なめに吸わせた場合と多くすわせた場合で比較して、印画紙の端をゴム手をした指先で確認して、いい頃合を判断出来るようになりました。

 このやり方で、湿気を吸わせてフラットニングした写真が昨日の記事にあります。


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印画紙(バライタ紙)のフラットニングの問題、やっと解決。


 今年のお正月に、Leitz Valoy II を購入して早速現像作業を始めたのであるが、印画紙のフラットニングで少々躓いていた。
 僕は、あるプロの写真家の方のワークショップに参加して以来、RCペーパーは使う気がなくなってしまった。黒の質というか奥行き感というか、素人が何を偉そうなこと言っていると、皆さんから怒られそうだが、やっぱり暗室作業をやるなら、バライタ紙で焼きたいのである。

 しかし.....、バライタ紙がとにかく高くなった。2年くらい前は、好きな印画紙(ILFORD MG4FB1K サイズ:8X10 枚数:100)が10,000円前後で買えたが、今は円安の影響もあるのか、15,000円前後だ。
 そこで、比較的値段が安いORIENTAL イーグルVCFB (サイズ:8X10 枚数:100 現在10,000円前後)を練習用に使って、特に気合を入れて焼きたい作品のみ好きな印画紙で焼くというやり方にしようと思った。

 実際に、イーグルVCFBで焼いてみると、印画紙が薄い影響なのか、乾燥した後のカーリングがかなり激しかった(カーリングの問題は、乾燥工程の工夫で解決。後日レポート予定)。イルフォードの印画紙の場合は、ズボンプレッサーにそのまま挟んで加熱するだけで、十分にフラットになったが、イーグルVCFBの場合は、そうはいかなかった。ズボンプレッサーの上に重さ20kg分の重しをしてみたが、やはりうまくいかない。

 自分でやったのでは、どうにもうまくいかないので、ヒットオンに水洗・乾燥した直後の印画紙を持っていって、ドライマウントプレスで、プレスしてもらうことにした。その際、ズボンプレッサーでもキチンとプレスできる筈とのお話があった。

 そして、僕の場合、印画紙を乾かし過ぎとの指摘を受けた。ある程度印画紙に湿気が残っている状態でプレスするのがよいとのことだった。とりあえず、ヒットオンに持ち込んだ印画紙数枚は、一旦もう一度水に浸し、再度乾かすところからやって頂くことにした。

 しかしである。僕はサラリーマンである。いつも、週末に自宅で現像の準備をして、水洗して乾燥棚に印画紙をセットするところまでは一日で出来るが、フラットニングまでは現像を実施したその日のうちに完了することは不可能である。貴重な週末である。残りの一日は、写真を撮りに行ったり、買い物に行ったりしたい。そうすると、翌週かもっと後でプレス作業をやろうと思うと、どうしたって乾燥棚に放置した印画紙は、どんどん乾いて、カリカリに乾燥し切ってしまう。一度カリカリに乾ききった印画紙を、ズボンプレッサーでプレスする際に、できるだけ手軽に適度な湿り気を帯びた状態に出来ないかと、色々試行錯誤した。
 最終的に、ある簡単な方法で、プレスの直前に印画紙に湿り気を再び持たせることに成功した。その方法は次回紹介します。

 さて、プレス作業はどうしたかというと、まずは、ある程度湿気を持たせた状態の印画紙を、デッサン用の中性の画用紙で挟み込みました。画用紙は表面があまり凸凹していないタイプのものを選びました。そして更に、画用紙二枚に挟んだ印画紙を、厚さ2mmのペーパーボード2枚の間に挟んで、ズボンプレッサーでプレス。プレスしている間は、20kgの重しをして圧縮。そして出来上がった印画紙が、以下のような感じです。特に、印画紙の端のほうが波打ったり、よれたりしていた問題が、完全に解消しました。

グレピ




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 実茶芸館ー日常茶(ちゃ)飯事: 再び台湾へ




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Valoy IIのための多階調フィルターのフォルダーを自作

 家にValoy IIがやってきてくれたのはよかったのですが、Valloy II には多階調フィルターのホルダーがないです。

フィルターホルダー


 Fuji VG Filter N Pset には、ワンタッチホルダーが付いているので、それをアダプター(17675)を付けた状態のFocotar 50mm F4.5の鏡筒部に付ければ、多階調フィルターを使える。

 しかし、なにせFocotarは、古いレンズ。ホルダーをレンズに直接装着することには、抵抗がある。そこでValoy II付属の赤フィルターと同じように、L字型のステイを使ってValoy IIにホルダーを固定することを考えた。

 色々探して試行錯誤した結果、ダイソーで売っているエッグセパレーター(卵の黄身と白身を分けるためのもの)の中心部をカットして、L字型ステー(東急ハンズで購入)と接合するための穴を、エッグセパレーターの取っ手のできるだけ端の方に開け、尚且つ取っ手の一番端の部分を、少しヤスリで削った上でL字型ステーにねじで固定すると、丁度レンズとエッグセパレーターの中心がリニアになってくれる。

エッグセパレーター



L字型ステー



 実際に、Fuji VG Filter N Pset のフィルターを、自作したホルダーにのっけてValoy IIのライトを付けてみたが、ケラれることなく問題なく使えることが分かった。

 あとは、自作したホルダーを、光が反射しないように黒く塗れば問題ない。


 2月後半からValoy IIで引き伸ばし作業をやる予定だが、これで多諧調フィルターも問題なく使える。




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