駄カメラ写真公募展に出した作品(シンメトリックな二重露光の不思議)

 今年の夏、駄カメラ写真公募展に出したバライタ紙に焼いた多重露光の写真。僕は最終日のみ在廊したのであるが、それまでの間この写真はどういうことなのかと、結構問い合わせを頂いたそうだ。

 僕も自分で撮ったフィルムを現像してオヤっと思った。Canon Autoboy2で、日付を入れる設定で、まず縦位置で一回撮って、それを反転させてもう一度撮った。そうやって撮ると、当然二回目に撮った写真の日付の記録は、一回目の印字位置と点対称の位置にくる筈。ところが、実際には日付の記録は一回目と同じ位置に来ているのだ...。

 これは一体どういうことなのか....?Canon Autoboy2の場合、縦位置でとる場合、右回転で縦位置に持ってきても、左回転で縦位置にもってきても日付の記録は同じ位置にくるということ????

 今回この縦位置での二重露光を36枚撮りで数本撮ったのだけど、全部同じ状況だった。

 あと、もう一つ問い合わせが多かったのが、なぜ日付の刻印の位置がズレているのか。これは明確に答えられる。Canon Autoboy2の場合、二重露光の撮影機能がないので、一回撮影した後、巻き戻しモードで一瞬だけ巻き戻したからだ。フィルムの巻戻しが始まって、大体一コマ分巻き戻されたかなぁ〜っというタイミングで適当にエイヤで巻き戻しを止める。そうして出来上がったのが出品作品だった↓

          Canon Autoboy2 + ILFORD Delta400 Professional
2018駄カメラ写真公募展1




 今回の駄カメラの出品作として最後の最後まで迷ったのが以下の写真。一コマ分巻き戻すとき、タイミングが大きくずれたのだろう。非常に縦長の写真になった。でもこの写真にも面白いところがある。普通、2つの像が大きくズレると、ズレの後がクッキリ残るが、この2つの像の境目は結構きれい同化して境目が見えない。
 よって、ホレこの通り、しっかり黒縁まで入って、まるで縦長のパノラマ撮影したような一枚の写真のように仕上がった。こういう偶然の産物も、これはこれで面白いと思う。↓この画像はフィルムスキャンだけど、そのうち時間を見つけて自宅のValoy IIでバライタ紙に焼いてみたい。


           Canon Autoboy2 + ILFORD Delta400 Professional
2018駄カメラ写真公募展2



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フィルムカメラによる多重露光のワークショップ(1)

 フォトスタジオヨシオカさん主催で、山本穂高さんによる多重露光のワークショップに今日行ってきた。
 とても楽しいワークショップだった。

 いままで、モノクロ主体だったけど、カラーフィルムの楽しみ方が、これからグッと広がるような気がする。これから紅葉の季節。カラーを楽しむのに丁度いい。楽しみ。


    Camera: Canonet QL17GIII
    Film: LOMO100
    Model: Yuiさん(Instagram: 11yui_11 FB: yui1111 Twitter: @11yui_k11)
多重露出






フィルムカメラによる多重露光のワークショップ(2)

フィルムカメラによる多重露光のワークショップ(3)






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オオサカ・フィルムフォトウォーク2018でソラリス賞を頂いた

 オオサカ・フィルムフォトウォーク2018の「おおらかな賞」で、ソラリス賞を頂いた。素直に嬉しい。

 我が家のグレピを、一枚はCanon EOS1V + Sigma50mm f1.4 EX DG HSM + Neopan Acros 100で、もう一枚はLeica M3 + Summilux 50mm f1.4(第2世代) + Kodak T-MAX400で撮り、それぞれフィルムを自家現像して、いずれもFocomat 1C で、自宅でバライタ紙に焼いた。

 僕が自宅で使っているFocomat 1Cは、大きく引き伸ばすことに長年拘っておられた大阪のある親父さんが急逝され、ご遺族のご好意で、私が受け継いだもの。関西で最初に参加する写真展では、必ずこの引伸機で焼いた写真を出品しようと決めていた。

 いつも一人で暗室作業をしていた僕にとっては、関西の皆さんから非常に暖かい賞を頂いて、ちょっとこちらの人たちに受け入れて頂けたかなという思いでもあります。

 縁あって京都に引っ越してきた。もう一生今の家に住み続けるだろうと思う。人生の後半は西日本で一杯いっぱい写真とって少しずつこちらの皆さんとフィルムやカメラ・写真の楽しさを分かちあえたらと思っています。


2018 ソラリス賞




Lietz Focomat 1C − 受け継ぐということ

Summilux 50mm F1.4 (第2世代)ー ファースト・ショット



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赤城耕一さんの「録々 rokuroku」

 昨日、大阪は昭和町の篠原カメラさんに、露出チェックしてもらったKonica C35を受け取りに行ったとき、赤城耕一さんの「録々 rokuroku」が......しかもサイン入り。即購入。

 依頼仕事とは違う、「特別な意味や価値をもたない」ことを前提として赤城さんが選んだモチーフが、6X6の中で躍動している........なんて素人が分かった風なことを書くことがおこがましくなる。それを分かったうえで敢えて感想を書きたくなる。
 一見すると、写っているものがただ無機質に鎮座しているように見える作品。でも本当に構図の妙というか、どの写真も生き生きとした息吹を感じる。

録々 rokuroku


 奇しくも日本カメラの’18年11月号は、赤城耕一さんによる「世界の全フィルム モノクロ&カラー 試し撮りBOOK」が付録としてついている。Neopan Acros100がなくなってしまうということで、ブローニーのモノクロ低感度は今後どうしようかと思っていたところだったので、真に有難い付録。これを拝見した上で合わせて「録々」を拝見出来たので至上の喜びである。

日本カメラ’18年11月号







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河原町(裏寺町あたり)にて

   
    Camera: Leica M3
    Lens: Summilux 35mm f1.4 2nd ver.
    Film: ILFORD Delta400 Professional
蛸薬師わなか



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